バイオディーゼル燃料

2両はどちらもラッピング仕様車で、車両は緑の大地、空、風をイメージしたデザインや色で覆われ、環境問題を推進するエコカーだとアピールしています。2009年6月に開始したモデル事業は、二酸化炭素の削減や資源循環を目指して、バイオディーゼル燃料として家庭から出る食用油を有効利用するために、流通業界と市民の協力によって、廃食用油の回収を行うモデルシステムを築き上げるものです。また、車体には油の雫をイメージしたキャラクターも描かれ、動力源が廃食用油であることを表現しています。 具体的にいうと、ショッピングセンターの使用済み天ぷら油を回収し、その油からバイオディーゼル燃料を作り出し、ごみ収集車に活用しています。今回は、市バスにもこのエコなバイオディーゼル燃料を供給するのです。2010年8月からは、ごみ収集車に加えて、市バスにも試行導入しました。 植物性の廃食用油からできたバイオディーゼル燃料を燃焼させて排出される二酸化炭素は、植物の光合成によって大気中から吸収した二酸化炭素なので、実質的には大気中の二酸化炭素を増加させないと考えられているため、この車両は環境に優しいエコカーです。2両の大型ノンステップバスが100%のバイオディーゼル燃料を使用して運行しています。 愛知県名古屋市は、使用済みの“天ぷら油”をバイオディーゼル燃料として活用するモデル事業を拡大します。これは、10月に名古屋市で行われるCOP10の開催に合わせて、一段と地球温暖化防止の取り組みを推進するものです。